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【北海道】Day6 最終日 旭川⇒苫小牧東港 おまけの一日

前日稚内の町を発ち、宗谷岬を踏んで、稚内の町に戻ってきた。それから列車に揺られ最北の都会から、北海道第二の都市旭川で一夜を過ごした。

今日の夜出発のフェリーで京都の自宅まで帰る。それまでの数時間、いかに満喫しようか。

そんな自転車から離れた自転車乗りのおまけのような一日の話。
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かつて帝国陸軍第七師団がおかれ軍都として栄えた旭川。昨晩遅くについたときにはその全容が見えなかったが、日が昇ってきて視界が聴くようになると、なるほど思っていた以上に大きな町だということがわかる。

土地があるからだろうか、ビルはそこまで高くないものの、横方向に”市街地”の範囲が広いように感じる。


さてさて、旭川。何をして過ごそうか、と考えたときに真っ先に思い浮かぶは”旭山動物園”。アザラシがチューブ状の水槽を通ったり、ペンギンの散歩が見れたり、野生の姿に近い動物の姿を間近で見れることで有名な旭山動物園。旭川にあるけど旭山。旭山の山麓にあるから旭山。

そんなわけで行ってきました旭山動物園。
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平日だというのに、開園時間の少し前に到着したというのに、動物園の門の前にはそれなりの列ができていてこの動物園の知名度の高さに改めて驚く。


昨日一夜を過ごしたネカフェで調べたところによれば、ペンギン館アザラシ館シロクマ館の三つが特に人気があるらしい。そのため開園すぐの比較的人が少ない時間にこの三つを回るのがセオリーなんだとか。

そのネット情報にしたがってまずは一番入り口から近かったペンギン館へと歩を進める。


チューブ状になった歩道が水槽内に設けられていて、じぶんの上下左右をペンギンが魚雷のようにスイスイと泳いで、通り過ぎて、また舞い戻ってきて、泳ぎさっていく。
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最初は18-200mmでの撮影を試みていたけれどペンギンの泳ぐスピードゆえに、とてもじゃないけれどその姿をこのレンズでは収め切れない。すぐに11-16mmにレンズを交換して、絞りを絞ってピントの合わない分を何とかカバーする。こんなとき高感度耐性のあるボディだったら遠慮なくisoを上げられるのにな、と思うわけです。
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弾丸のように泳ぐペンギンも陸の上ではこのかわいらしさ。
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水中では精悍な顔だちをしていたペンギンたちも、まるでぬいぐるみかのようないでたちに。このギャップがたまらんですな。個人的にはこのジェンツーペンギンが一番好み。だってこの子らこんな腑抜けた顔して、ペンギンの中でトップクラスに泳ぎが速いんですよ。
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キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギンはこれまで水族館や動物園で見たことがあったけど、イワトビペンギンは初めて生で見た。眉毛がとげとげしていてチャーミング。
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お次はシロクマ館。旭山動物園はこうした案内板も凝っていて待ち時間も飽きさせない工夫をしていて素晴らしいですね。
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シロクマ君はまだ眠そう。夜行性なのかしら。それとも彼にとってはまだ暑いのかな。
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ホッキョクギツネ君も夢の世界。冬の真っ白な姿も見てみたい。
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対してレッサーパンダはぎゃぁぎゃぁと元気に鳴き声を響かせていて。
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シロフクロウは寝ているかと思いきや、カメラを構えると片目だけ開いた。シロフクロウとファインダー越しに目が合うと、こちらの心が見透かされているようで少しどきりとした。
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エゾシカ。結局自転車で走っている間は全く野生動物には遭遇しなかった。道東の方に行けばまた違うんだろうけど。
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すごく……大きいです。奈良の鹿より二回り以上大きかったような。こんなのが急に飛び出して来たらひとたまりもありませんわ。
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アオダイショウ。旭山動物園では頭上に張り巡らされたネットの上をアオダイショウが通過していきます。糞には注意しましょう。
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シマフクロウもシロフクロウ同様に片目だけこちらに向けていた。賢者のまなざし。
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オジロワシ。メチャクチャかっこいい精悍な顔立ち。
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イケメンすぎまっせ。
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エゾリス。ちろちろと走り回っていてなかなかピントが合わないの。
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キタキツネ。餌に食らいつくその瞳は、まごうことなき肉食動物のそれ。
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ね。案内表示がかわいいでしょ。
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最後にアザラシ館へ。ペンギン同様泳ぎの速さ的に写すのが難しかったから広角レンズで。
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結局動物園にいたのは二時間弱くらい。思っていたよりも敷地は狭かったけど、その分ぎゅっと魅力の詰まった動物園だった。


さてさて、時刻は11時20分。ここから旭川駅の方に戻ってお昼食べてたら電車の時間にちょうどいいくらいか。ついでながら道中見つけた旭川神社にも立ち寄って、
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御朱印もしっかりといただく。
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お昼は…そうね、旭川はラーメンが有名だからラーメンをいただこうかしら。というわけで「旭川 ラーメン」で検索して最初に出てきた「らーめんや 天金」へ。醤油豚骨のスープで、表面の油の層はスープが冷えないようにということだろうか。冬の厳しい旭川ならでは。
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美味しくラーメンを平らげて駅の方に戻る。ラーメン屋が並んでいたせいで輪行時間が結構かつかつだったのはここだけの話だ!

駅でも自分用にお土産を買って電車に乗り込む。今回は間違いなく電車だし、列車だ。
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電車の中で写真を見返しながら今回の旅のことを考える。宗谷岬までたどり着けたことで大目的は果たせた。それでも、それでもまた機会があるなら今回いけなかった道東の方へ、道央の方へ、道南の方へ足を延ばしてみたいと思った。


次回があるならその時は今回みたいなキャンツー仕様じゃなくて大型サドルバックを使ってライハを渡り歩くスタイルにしよう。自分の性格的にきっとそっちの方が性に合っている気がした。このことに気づけたのも今回の収穫の一つじゃないだろうか……。


岩見沢で室蘭本線に乗り換えて、南に進んでいく。ふとグーグルマップで現在地を見てみたとき、稚内が、宗谷岬がはるか遠くに見えて昨日までその場所にいたことが信じられなくなった。文明の力も相まって狭く感じてしまう日本という国。だけれども自転車で走ることで日本は十分広い国だと感じることができる。それはきっと単純に面積云々の話ではなく、日本が東西南北に広いおかげでその土地その土地が各々異なる景色を見せてくれるからだろう。


うとうとしつつ、苫小牧の一つ前の沼ノ端駅で列車を降りた。日は既に傾きつつある。
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この線路が稚内まで続いているんだもんなぁ。
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樽前山に沈んでいく夕日。
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駅前で輪行を解除してフェリーターミナルまで走り出す。港までは15km強。時期に日は沈み、街灯もない道で辺りは闇に包まれる。
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車どおりもほとんどなく、ハブ軸横につけたライトの灯りだけが頼り。こんな真っ暗闇も本州で普通に暮らしていたらなかなかお目にかかれない。途中横の茂みがガサガサとなったときは心臓が止まるかと思ったけど、ここは動物たちの領域で、ここでは僕らがイレギュラーな存在なんだ。
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港につくと、秋田・新潟へ行くフェリーが着岸していた。その姿を見たとき、小樽で自分が乗ってきたフェリーの姿を振り返ったときの気持ちを思い出して、たかだか一週間ほど前のことなのに、ひどく昔のことのように思えた。それだけ……、それだけ今回の旅が充実していたということだろう。
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敦賀行きのフェリーに乗り込む。やがて船は港を出発し、波の揺れとエンジンの揺れの中でいつの間にか夢の世界へと旅立っていた。
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それからは行きしなと同じように、寝て起きてを繰り返す。だけども行きと違って今回はまどろみの中で旅の記憶をかみしめる。たゆたう意識の中で自分はまた北の大地を踏めるのだろうか、と疑問が生じる。しかしてその疑問への答えは一瞬で浮かんできた。踏めるかどうかではない。また踏みに行けばいいのだ、と。


おしまい。
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