能登半島くるりライド①金沢~珠洲

「日本地図を書いてください」と言われて誰もが描くだろう半島はいくつかある。下北半島や房総半島、紀伊半島なんかはその最たる例だろう。そんな数ある半島の中でも日本海側で万人が描くのは、能登半島しかないのではないだろうか。

今回はそんな能登半島をくるりっとしてきた話。

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今回能登半島を走るにあたっての大きな懸念が2つ。一つはGW期間中ということもあって宿が取れなかったこと。これはシュラフを持っていき野宿することで対応した。

もう一つの懸念は、、、、、、、、、、、、、一眼を家に忘れてきちゃったこと(´;ω;`)ブワッ
いえね、京都駅に着く前には気づいたんです。具体的には三条あたりで「あれ、そういえば今回は肩が軽いな」って気づいたんです。しかし時刻は既に電車出発の30分前。大きいサドルバック付けてたのもあって輪行にいつもより時間がかかるだろうことを見越すと、カメラを取りに戻る暇はなかった。(´;ω;`)ブワッ

そんなわけで今回の写真はすべてスマホ。いい景色にで会うたびに「一眼君…」なんて想ったり思わなかったり。


さてさて、旅の始まりは毎度の如く京都駅から。金沢まではサンダーバードに乗り込む。特急に乗るのは何気に12年ぶりである。最後に乗ったのはスーパーイナバがまだスーパーじゃなかった頃の話である。
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サンダーバードを予約したのは出発の2日前。GW真っ只中だったけど案外車両最後尾の席は空いていた。輪行スペース確保余裕でした。
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金沢までは2時間と少し。北陸新幹線が開業したら所要時間はこの半分程度になるのだったっけ。スマホのアプリで暇をつぶしつつ、9時過ぎに金沢駅に到着。おつかれサンダーバードくん。
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金沢駅で帰りの乗車券を買ったり補給食だったりを買っていざ出発。天気は快晴、気温も23度と非常に走りやすい限り。これはたくさん自転車乗りいるかもしれませんなぁ。
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「能登半島には能登海浜自転車道があって、その道はのと里山街道という自動車道に並行してるらしい」事前に情報を得ていたこっぺ氏はとりあえずのと里山街道の方へ行くことに。GoogleMapくん頼んだよ

金沢駅から適当に海の方へ向かってお目見え。なるほどここがのと里山街道ぅぅううううああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
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自転車道なんてなく無慈悲な進入禁止看板!大人しく引き返してネットで能登海浜自転車道の情報を探す。なるほどのと里山街道への入り口は2つあって、内陸側の入口に自転車道への入り口があると……。チドリダイイッチョウメの交差点に行けば良いのね…。
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ここから道沿いにしばらくいくと…。「あった!自転車道はあったんだ!!」
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自転車道はすぐに海の方へ向かい日本海と並行して北上していく。自転車道の最初10km弱くらいは高速道路の路面そのままといってもいいほどの綺麗な舗装。ジテンシャド・トテモ・ハシリヤスイネン
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自転車道の中盤以降20kmくらいは路面も汚くなってところどころ砂が浮いている。たまに後輪が砂に取られてヒヤッとする。ジテンシャドウ・チョット・ハシリニクイネン


金沢駅から30kmほどで千里浜なぎさドライブウェイに到着ぅ!言わずと知れた砂浜を走れる道路。このGWにフォロワーさんも二人くらいここを走ってたみたいで、能登半島に行くなら寄らなきゃもったいないスポット。
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ウキウキしながらドライブウェイに入る。入り口にたまってる砂に車輪をとられてスッ転びそうになって「本当に走れるのかしらん」と若干不安になる。おそるおそる地面から足を離す、両足をペダルに乗せる。

おお!普通にのれる!!

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砂のきめが細かくて、海水で砂が固められてるから走れるんだろうか。その証左に砂が乾いて白くなってるところでは車輪がとられてちょっと危ない。

波打ち際の気持ちよさ。まちがいない。
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車もたくさん走ります。速度はそんなに出してないから近くを車が通っても怖くないね。
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ただね、やっぱり砂浜なんでね、砂が乾いたり車の轍ができたりしてるとこで油断するとね、うん、転ぶよね(一敗)
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ディレイラー側に倒れたから結構あせったけどノーダメージでした。さすが砂浜やでぇ。


押し寄せては引き返す波と戯れて戯れあい、6kmほど走って砂浜と波と落車の危険からお別れ。次があれば転ばないようにしたいです(血涙)
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再び自転車道に舞い戻る。道の脇に生えてるこの花いたるところでみたけど何て名前なんでしょ。
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砂浜から離れてすぐに能登海浜自転車道ともお別れ。こんどは羽咋自転車道へ…。
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今回も前回と同じくレベレイトのフレームバッグとサドルバッグ。暖かくなって前回よりも装備も減らせたから、シュラフがなければオルトリーブのサドルバックLでもいけたかな。能登半島は補給場所が少なそうだったからボトルは二本で、ツール缶はダウンチューブ下へ。


ちなみに今回大活躍だったアイテム?がサドルバッグにつけたバンジーコード。
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レベレイトには、アピデュラのようにデフォルトではバンジーコードが付いてないのでゴムひもで代用。ここに輪行袋をくくったり、脱いだジャケットを入れたスタッフバックをはさんだり、鍵をぶら下げたりやりたい放題してた。ホント便利なのでレベレイトユーザーはぜひ!!


閑話休題。


羽咋自転車道も最初こそ海沿いを走っていて気持ちよかったけど、徐々に内陸にそれて木々の中を走りだした。さすがに退屈になってきたし、路面もいまいちだったのもあって国道249号にそれることに。

この道が交通量も少ないし、たまにコンビニも現れて補給にも困らないしで正解だった。自転車道ではほとんど見かけなかった地元の自転車乗りも何人か見かけるようになったし、こっちが本筋ね。
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道は内陸を走り、海へ出て、また内陸へ。景色がころころ変わるから飽きが来ない。どんなにいい景色でも代わり映えしないと苦しいものね。道路しかり、食べ物しかり、変化がないとつまらない。
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去年の五月、敦賀から金沢へ走った時を思い出す。日本海側、好きです。
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峠を前にして一休み。木陰で飲み物を煽り、おにぎりを喰らう。この時気温は25度。だいぶ夏が近づいてきたような気もする。できるならもう少し夏将軍は遅刻してほしい。
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自転車だけで7kg前半。これに荷物を加えておそらく10kg後半とか。登りはいつもよりきついからいつもよりゆっくりまったり。重さがある分下りはスピードが乗るから、いつも以上に気を付けて麓まで下っていく。

そうこうしてるといつの間にやら街中に。どうやら輪島に入っていたらしい。
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ここらで現在時刻と日の入り時刻、これまでのペースや残り距離、坂の有無なんかを考え出す。日の入りまでに能登半島先端につくのはどうやら少し厳しそう。暗い中岬に行ってもしょうがないし、このまま国道に乗って珠洲市まで走ることに。

そうと決まれば気持ちにも若干余裕が出てくる。

輪島から12kmほど、白米千枚田。能登半島いたるところでちょうど田植えをしていたから、ここも既に田植えがされてるかと思ったけど、そうでもないようで。
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よく考えれば、機械をいれられない千枚田ではほかの水田よりも田植えが遅くなるのは当然のこと。しかしよくこんな場所に田圃を作ったものですなぁ。


傾く太陽にせかされるように千枚田を後にする。ここから珠洲市までは40kmほど。日没までにつければいいなぁ。
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能登半島って、走る前までは紀伊半島みたいに延々アップダウンかと思っていたけれど案外フラットなところが多くって、GWってこともあるんだろうけど砂浜や岩場に人がいるのをよく目にする。
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GWといえばこいのぼり。一昨年は名古屋で、去年は白川郷で鯉のぼりを目にした。来年はどこでこいのぼりを見るんだろうか。
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左下の道は能登半島の先端へ、我が道は半島の東側珠洲市へと向かう山越えの道。たかだか標高差200m程度の山だけど、重い車体、疲れた脚には少々辛い。
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ゆったりまったりなんとか峠を越えて、珠洲市へ向かってダウンヒル。途中のスーパーで半額になっていたお惣菜と明日の朝ご飯を買ってから、今日の寝床へ。


ここを今日のキャンプ地とする!!三方を壁に囲まれた良物件。しかも近くに無料の足湯アリ(ただし、すでにお湯は抜かれていたあと)
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ご飯を食べてシュラフを取り出し、日出30分前にアラームをセットしてから目を閉じる。気温は意外と暖かくて寒さで目が覚めるなんてことはなかった。

それじゃあ、おやすみ。



つづくよ

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