しまなみ!とびしま!いずもたび!! 第三話 いずもちほー

しまなみ、とびしまと走り抜け、広島から三江線経由で出雲までたどり着いたこっぺ氏の、この旅最終日!いずもちほー編「はっじまーるよー!

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昨夜遅くまでマンガを読んでて若干寝不足のこっぺ氏。結局四時間くらいしか寝られなかったよ…。

ネカフェを出て出雲大社に向かって走り出す。朝の出雲はさすがに寒く、できる限りの防寒装備で。

しっかり寝られなかったからか、それとも昨日はシャワーですませたからか、なんとなく疲れがたまってるようにも感じる。それでも旅は今日で終わり。心のどこかしらに寂しさのようなものを抱えて神の社に向かう。



コンビニで売っていた水はなぜか霧島のもの。すぐ近くに大山があるのになぜか霧島。なぜか霧島。なぜ?

大山は近くにありすぎてブランド力が地元では及ばないからではないかとのこっぺ氏の見立て。真相は神のみが知る。出雲だけに。


田んぼの奥に、朝日に照らされて悠然と山がそびえる光景を目にしたこっぺ氏は「これは本当に出雲には神様がいるのだろうな」と感じたそうで。

「この山って神話的にヤマタノオロチでしたっけ?」



ネカフェから出雲大社までは西行き。風は東から西に。そんなわけで風に乗って予想以上に早く到着出雲大社!!



「さくらですか!今治でもみましたが山陰でも咲いてるんですね!」
こっぺ氏は驚いたが、実はこれは桜ではないかもしれない。桜かもしれないけど。断言はできない。そんな感じ。


出雲と言えば因幡の白兎。ワニをだまして背中の皮をベリリウム。東方のてゐのモデルですね。たくさんいるのはご家族でしょうか、こんにちはこんにちは!



珠を奉じる。神代から日本人はオタ芸をしてきたのだなぁ、こっぺ氏はひとりごちた。



出雲大社拝殿。昔々のその昔は高層建築だったとか云々。時刻は七時前だというのに、参拝者はちらほら。さすが天下の出雲大社であるなぁ。


出雲大社は大注連縄でも有名。そうはいっても、こっぺ氏は諏訪大社の注連縄の方が大きく感じて、出雲大社のは言うほど大きくないなぁなんて考えたようである。氏の実家のある福岡には宮地獄神社という社があり、そこの注連縄が日本一大きいことを知っていたことも影響しているのかもしれない。



こちらが本殿だろうか。緻密な伽藍が施してある。「よくもまぁここまで細かく彫れるものです。私は小学校の版画すらまともに彫れなかったというのに」


境内をゆっくり回りたいのは山々だったが、この日の予定はみっちり詰まっていたため泣く泣くこっぺ氏はさらりと境内をあとにしたようだ。「また来る日まで」






ここからは松江・境港方面へ西進。先ほど氏を運んだ追い風は打って変わって向かい風。しんどいですなぁ。


出雲大社を出てからは、前日に偶然ネットで情報を見つけた出雲路自転車道へ。宍道湖沿いを走ります。「宍道湖のことずっと"ししどうこ"と読んでました。恥ずかしいことに」こっぺ氏は恥ずかしさを倒置法で幾分かごまかした。



出雲路自転車道は堤防の上を走る。やはり信号もなく、路面も綺麗で、車も近くを通らないというのは快適でありますなぁ。


そんな自転車道も宍道湖の北西らへんでおしまい。宍道湖北岸は国道沿いをはしりまする。途中で歩道にあがって上着をサドルバックにしまってたら、地元の野球少年たちが連なってやってきて、怒濤の挨拶ウェーブ。赤べこの様に全力の会釈を繰り返すこっぺ氏。都会では見られない光景、のどかですなぁ


松江フォーゲルパークや松江イングリッシュガーデンやら、やたら横文字横文字した施設の前を走り、かなり松江に近づいてきたころ、こんなものを見つけたこっぺ氏。「とりあえずいってみましょうか」


走ってみるとこんな感じ…。これは自転車道なのか……?


ええいままよ、と湖北自転車道を走るこっぺ氏。しかし、この道ふつうの道路を自転車道と称してるだけのような気が拭えない。途中道をそれて橋を渡ったんだけどその案内もなかったし、島根もサイクリングで町おこしを狙ってるみたいだけど、しまなみとびしまを参考にしていただきたく。

結局どこかで自転車道から逸れちゃったみたいで、気づけばよくわからない路地に迷い込んだこっぺ氏。「とりあえず国道に復帰しますか」

時間がなかったため、松江市内は城をちょっと見たのみでスルー。まだまだ西へ向かう。


松江市内を脱して次は中海方面へ。青看板の大根島の名を目印に、プチクライムをしたりしなかったり道を間違えたり間違えなかったり。

時刻はおよそ10時半頃。12時過ぎに境港発の列車に乗るつもりだったから、ちょっと焦る。「もう少しペースアップしないとだめですな」

そうはいいつつも、中海の凪いだ湖面に魅せられては足を止め、カメラを構える。「止まった分はあとでペダルをぶん回しましょう。あとは未来の私に任せます」


言葉通りペダルをぶん回して35km/h巡航。中海に浮かぶ島から対岸へ架かる橋に到着。「なんとなく見たことある橋ですなぁ。上るのが大変そうです」そう呟いてベタ踏み橋を登る。斜度は7%くらいだったか。


橋の頂上で息を切らして、それから下る。歩道は狭めだし、ブレーキを強く握りながらゆっくりゆっくり鳥取県に突入。



鳥取には行ってしまえば境港駅まではすぐ。道中のコンビニでご飯を買いつつ、駅まで到着。



「境港は小学生の頃来たことがあります。水木しげる氏の生誕地だかで妖怪ロードがあったはずです」
その言葉通り、駅前から水木しげる記念館までの通りには妖怪の銅像が盛りだくさん。









境港駅の待合室も妖怪仕様。





さらには境線の列車も鬼太郎列車との念の入れよう。


今回乗ったのは目駄おやじトレインだったが、他にも鬼太郎、ねずみ男、猫娘とある模様。米子駅では鬼太郎列車を見かけたのでした。


ちなみに車内も鬼太郎。


「ワクワクして某ピカチュウジェットに乗ったときは、内装が全くポケモンでなくてがっかりした覚えがあります」

鬼太郎&猫娘の車内アナウンスを聞きつつ米子までゴットンゴットン。



続いて播但線で新見までどっこらせ。



車内からは大山がこんにちは!これは名峰ですなぁ…夏になったら大山はしりたいものです。


新見駅では姫新線に乗り換え。一時間ほど新見の町をぶらぶらして暇をつぶす。


出会い頭!駅前の道路標示!
「こんなのは初めて見ました!」



このすっかすか具合、素晴らしい。


津山までいくワンマン一両。


津山に着く頃にはあたりも真っ暗。氏はホルモン焼きうどんを食べたかったようだが、駅から近い店は定休日で入れず。泣く泣く近くのコンビニでカップめんを食したようで。


次はこちらの車両で佐用まで。「ロングシートもボックス席ももう嫌になってきました…」



佐用駅でも寒空の下一時間ほど乗り換え待ち。よっぽど接続の智頭急行に乗ろうかと思ったそうです。



ホームにはこっぺ氏のみで誰もいない。



佐用~姫路は新しい車両。座り心地も大変よく。


姫路からは新快速でうつらうつらしている間に京都駅!京都に着く頃には日をまたいでいた。「18切符の日またぎルールが適用されるかと心配されましたが、京都までは大阪特別区間?とかで、日またぎルールの適用はなくて良かったです」


そんなこんなで12時間ほどの輪行を終え、こっぺ氏は今回の旅を終えましたとさ!おーしまい!
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