【城南宮】みやこの梅

古語で「はな」といえば二つの意味がある。


ひとつは桜。現代においても日本を代表する花として多くの国民に愛されているが、平安時代以降の文章に出てくる「はな」は桜のことを指す。


そしてもうひとつの「はな」は梅。古来よりやまとびとが愛してきた春の訪れを知らせる花である。
今回は京都で北野天満宮と並ぶ梅の二大庭園をもつ城南宮に梅の写真を撮りに行った話。
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先週東京に行った際に立ち寄った芝公園の梅がもう少しで見頃だった。
それから一週間、そろそろ京都でも梅が見頃であろう。しかも天気はめずらしく快晴で、今日見に行かなければ今年はもうチャンスがないのではないかと思われた。例年だと二月の終わりから三月の頭には実家に戻っていて京都にはいなかったから、こうして京都で梅を見るのは初めてのことである。

自宅から鴨川河川敷をゆったりと自転車で下っていく。左岸から右岸に渡り、ふたたび左岸に渡ったころ城南宮のすぐ近くにきていた。

神苑入り口には梅がちょうど見頃との文字が。否が応でも期待は高まる。拝観料を支払い足を踏み入れると…。
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紅白に咲きみだれる花々。ところどころつぼみもあれど、それがまたかわいらしい。
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この日のレンズはフォクトレンダーnoktonをメインにシグマ30mmを要所要所で使用する感じ。
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花はかわいらしいのに、枝や幹はこんなにも力強い。古代の人々が惹きつけられたのもうなづける。
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つぼみが枝についたお餅みたいでたいへんかわいらしい。もちもちのき。
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なんとなく、おばあちゃんちの台所の玉すだれを思い出した。
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散ってなおも花開くけなげな美しさ。
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さくらが力強く声高らかに春の訪れを告げるのだとすれば、梅は気づいたらそこに咲いて春の訪れを知らせる花。
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枝先を天に向ける梅もあれば、地に向ける梅もある。
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神苑内には梅の他にも様々な植物が植えられていて、その一つ一つに扇状の説明プレートが記されていた。
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椿といえば、子供のころはよく学校に生えていた椿の花の蜜を吸っていたっけ。
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椿はバラ科ではなくツバキ科。こんなにもバラのような花を咲かせるのだけれども。
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光に照らされた姿は宝石のようで。
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やはりこの雄々しい枝ぶりから可憐な花を咲かせるのだから梅というのは面白い。
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おしまい。
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